上海 帰国編 上海色々

 

交通の便

地下鉄は10数本通っていて、市内であれば地下鉄を乗り継いでどこへでも行けます。空港からの案内もとても分かりやすく、初めての上海でしたが迷うことなく乗り継げました。ただし券売機は100元札を受け付けないので注意(機械によってはコインのみのもあり)。市街地へ出るには8元もあれば十分です。

空港からリニアも走っているようですが、値段は当然高いし、走行距離も短いので市街地へ出るには結局地下鉄を使うことになります。経験としてはいいかも?

 

僕が下りた地下鉄の駅はすべてホームドアがあり、車内放送はイギリス英語?の自動放送もあったので不便はなかったです。ただ駅名の表示は少しややこしいと感じました。基本的にはピンインで翻訳されていますが、英語にできるところはすべて英語にしているようでした。例えば、

南京東路 → East Nanjing road

人民広場 → People's square

世紀大道 → Century Avenue

となっていて、日本人からしてみればピンインのほうが若干わかりやすかったのにということも多々ありました。覚えてしまえば何でもないんですけど。

 

ちなみに改札を通る前にX線で荷物検査を行うよう警察に促されますが、小さい荷物程度でしたらX線に通さなくても何も言われません。手で道をふさいできますが、堂々と歩けばすぐに通してくれます。あとはカバンを開けて中身を見せながら通る方法もあります。大きい荷物(スーツケース等)を持っている場合は検査に通した方が無難です。

 

 

トイレ

驚きました。8年ほど前に香港へ行ったときはとにかく汚い印象しかなかったのですが、今回使ったトイレはどれもビューティフル。中国のトイレは汚いと有名になりすぎて、政府が力を入れ始めたそうです。トイレに限らず、モールの入り口や駅には常に清掃員がいたような気がします。雇用も増えて一石二鳥だと友人は言っておりました。

ただどのトイレも個室は紙がないので、ティッシュを持ち歩く必要があります。さらに、便器の横にゴミ箱がおいてあったら使った紙はそこへ捨てろとのサインだそうです。僕の泊まったホステルでもその表記がありました。上海の下水管は細いためすぐ詰まってしまうそうです。

このことを生まれも育ちも上海の友人に話したところ「なんだそれ」と一蹴されました。どうやら彼は今まで使った紙を捨てたことがなく全部流していたそうです。なので最近は上海内でもそういう場所が増えているのかも。あるいはただ単に彼が世間知らずだったか(笑)

 

 

 

ユースホステル

 今回は初めてユースホステルを利用しました。Hostel Worldというウェブサイトで見つけた四泊5000円のところです。

結論から言うと、寝るスペースさえ確保できればいいならお勧め、でも僕はやっぱり個室がいい。

受付は24時間、スタッフも英語をある程度理解でき、ロッカーもあり、バスタオルは20元(300円)で売っていてとても良心的な所でした。部屋は八人部屋のドミトリースタイル。ここまではよかったのですが

隣の人が臭い

シャワーを浴びないのか何なのか知らないけど、彼がベッドに上がるたびに生乾きのタオルを1週間放置したようなにおいがしてきました。靴もひどい匂いだったのでおそらく足からでしょう。枕の場所を反対にしたりしましたがにおいだけはどうしようもなく、結局4日間夜はこの悪臭に耐えながら寝ていました。周りの人は何とも思わなかったのかな。

あと夜中にいきなり携帯でお構いなしに話し出す人もいて、寝るだけとはいえかなりイライラしてました。

なので、寝付くのに時間がかかる人や違う環境に慣れにくい人は絶対に個室をお勧めします(同じホステルに個室タイプもありました)。

立地やサービスが申し分なかっただけに残念ですが、においだけはどうしようもないので仕方なかったかなと思います。

騒音はほとんど気にならなかったです。

 

 

今度行くとしたら

総じて、初めての中国本土への旅はとても楽しかったですがやり残したこともあるのでいつか再チャレンジしたいと思います。

  • 夏の風物詩、ザリガニを頂く
  • 浦東-外灘をつなぐ地下カプセルに乗車
  • 浦東の高いタワーに登る
  • 上海の自然を楽しむ